アドビ株式会社は、クリエイターの祭典「Adobe MAX Japan 2023」で、画像生成AI「Adobe Firefly Image 2 Model」の一般提供を開始したと発表しました。「Adobe Firefly Image 2 Model」では、ユーザー指定のカスタムスタイルでコンテンツを生成する「生成Match」、写真スタイルの画像調整を可能にする「写真設定」、プロンプトの追加や言い換えを支援する「プロンプト候補」などの新機能が追加され、多言語におけるテキストプロンプトからの結果の出力の精度が向上しました。
また、「Adobe Express」の連携機能をnoteや「LINE Creative Lab」と共に開始すると発表。これにより、広告の作成におけるクリエイティブ作成の工数削減や、コンテンツの質向上を実現することが期待できます。同時に、「LINE Creative Lab」と共同でクリエイター支援に向けたセミナーやクリエイターコンテストを2024年3月以降順次実施する予定とのことです。
また、マンガの世界観を読者に的確に伝え、マンガにおける文字の表現力を高めることを意図してデザインした書体「貂明朝アンチック」を発表しました。さらに開発中の技術「Project Sound Lift」、「Project 3D Edge Printing」が世界で初めて公開され、ウェアラブルデジタルドレスであるProject Primroseが会場で実演されました。