Google Chromeは23日、最新版のリリースにて個々のユーザーの経験に合わせてパーソナライズされた生成AI機能を試験的に導入することを発表しました。これらの機能は、米国内のユーザーから順次利用できるようになるとのこと。
タブの自動整理
https://blog.google/products/chrome/google-chrome-generative-ai-features-january-2024
大量のタブを管理するためのタブグループは便利ですが、それを作成するにはこれまで一手間かかっていました。しかし新たにAIが導入された「Tab Organizer」を使用すると、開いているタブをもとにChromeが自動的にタブグループを提案・作成します。旅行計画、トピックのリサーチ、ショッピングなど、同時に複数のタスクをこなしている場合、この機能は特に役立ちそうです。
AIでテーマを作成
https://blog.google/products/chrome/google-chrome-generative-ai-features-january-2024
昨年、GoogleはAndroid 14やPixel 8デバイス向けに生成AIを用いた壁紙を導入しましたが、同じ画像生成モデルをChromeにも取り入れることで、ブラウザをさらにパーソナライズできます。好きな主題、ムード、視覚的なスタイル、色を選ぶだけで自動的にカスタムテーマを生成します。
Web上での文章作成をサポート
さらには、Web上で文章を書くことをサポートしてくれる機能も発表。文章として表現したい情報を簡単に提示するだけでAIが適切なフォーマットでの文章作成をサポートしてくれます。
カバー画像クレジット: Confidence - stock.adobe.com