Instagramがクリエイター向けの収益化支援機能「サブスクリプション」を日本でも導入することを発表しました。これはイギリスやカナダ、オーストラリアなどに続いて、日本にも導入が拡大されたものです。「サブスクリプション」は、クリエイターがファンと継続的につながりながら毎月一定の収益を得られる機能で、これまで日本の利用者が登録できたのは、対象国のクリエイターのみでした。
サブスクリプションを利用すると、クリエイターは登録者のみに公開する限定コンテンツを提供できます。このことにより、ファンやフォロワーとの深い関係を築くと同時に、一定の収益を確保することが可能になるということです。また、月額料金はクリエイター自身が自由に設定でき、登録が開始される と「サブスクリプション」ボタンがプロフィールに表示されます。そして、提供できる特典としては、限定コンテンツ、登録者限定のハイライト、登録者向けの一斉配信チャンネルとチャット、登録者バッジがあります。
このサービスを利用するためには、「プロアカウント」の設定と「Instagramパートナー収益化ポリシー」への適合が必要とのこと。「サブスクリプション」は、日本を含む10カ国で今後数週間のうちに提供が始まる予定で、利用要件を満たすクリエイターから利用できるようになります。また、今後数か月でさらに多くの国で提供予定としています。Instagramは今後も、クリエイターが自分のストーリーを表現し、ファンとつながりコミュニティを育むためのさまざまな機能と収益化ツールの開発に力を注いでいくとのことです。