モリサワは、2023年秋に新書体をリリースする予定だと発表しました。今回発表された新書体は全16ファミリーで、広告や動画のテロップなどに使用することを想定してデザインされたものが多く取り揃えられています。エッジの効いたデザインの「ボルクロイド」、幾何学的で丸みのあるデザインの「アルデオ」、可愛らしいデザインの「つぶてん」、ミステリアスなデザインの「月下香(げっかこう)」など個性的な書体が揃っています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000387.000010848.html
この中でも特に注目なのが、金属活字からインスピレーションを受けた「欅明朝 Oldstyle」。「欅角ゴシック Oldstyle」も合わせてリリースされ、上品でやわらかい印象を与えてくれます。さらに、小さく自由な字形で好評だった「プフ」シリーズからは「プフサワー」と「プフソワレ」が登場。レトロな雰囲気とキャッチーな明るさが特長です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000387.000010848.html
モリサワはこれまで台湾の繁体字のフォントをベースにデザインにも取り組んできており、「美風」はその一例で、台湾の玉川設計所が手掛ける繁体字を 基に作られました。また台湾の子会社Arphic Typesの書体の漢字を用いた「翠流きら星」、「翠流ゆゆポップ」もリリース予定です。
これらの新書体は秋以降、同社のサブスクリプションサービスであるMorisawa Fontsなどの対象製品を通じて利用可能になる予定とのこと。
出典: モリサワ 2023年度新書体として「欅明朝 Oldstyle」や「ボルクロイド」「プフ サワー」など個性派が揃う16ファミリーをリリース