AdobeがPhotoshopにAIアシスタント機能のパブリックベータを公開した。Web版およびモバイル版のPhotoshopで利用可能で、自然言語による会話形式で画像編集を指示できる。ライティングの調整、色の変更、背景の除去、オブジェクトの削除といった基本的な編集作業を、テキストプロンプトだけで実行できるようになった。
特筆すべき新機能として「AIマークアップ」がある。画面上に直接マーカーを描画し、AIアシスタントがその指示に基づいてオブジェクトを変換する仕組みである。花を描いたり、除去したいオブジェクトをマークしたりすることで、背景の変更やオブジェクトの編集が直感的に行える。
同時に、Adobe Fireflyプラットフォームにも大幅なアップデートが加わった。これまでPhotoshop内でのみ提供されていたGenerative Fill(生成塗りつ ぶし)機能がFirefly単体でも利用可能になり、オブジェクトの追加・置換や背景の修正ができるようになった。さらにGenerative Remove(生成除去)、Generative Expand(生成拡張)、Generative Upscale(生成アップスケール)の各機能も追加されている。
有料のPhotoshopユーザーは4月9日まで無制限にAI編集を生成でき、無料ユーザーには20回の生成枠が提供される。AIを活用した画像編集ツールの競争が激化する中、Adobeはプロフェッショナル向けの既存ワークフローにAIを統合するアプローチで差別化を図っている。









