
Adobe Fireflyは、Adobeが提供する画像生成AIです。MidjourneyやDALL-Eなど他の画像生成AIとの最大の違いは、学習データにAdobe Stockのライセンス済み画像とパブリックドメインのコンテンツのみを使用している点にあります。つまり、著作権的に安全な状態で商用利用できる画像生成AIということです。しかも、無料プランでも商用利用が可能です!
この記事では、Adobe Fireflyの無料プランでできることや料金プラン、始め方から各機能の使い方、商用利用時の注意点、そして画像生成の質を上げるプロンプトのコツまで、2026年の最新情報をもとに解説します。
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Adobe Fireflyとは?Adobeが提供する商用利用可能な画像生成AI

Adobe Fireflyは、テキストプロンプトから画像を生成できるAIツールです。WebブラウザからAdobe Fireflyにアクセスし、無料のAdobeアカウントを作成するだけで、誰でも利用を始めることができます。
Fireflyの大きな特徴は、学習データの透明性にあります。Fireflyのモデルは、Adobe Stockのライセンス済み画像、パブリックドメインのコンテンツ、オープンライセンスの素材のみで学習されています。Webからスクレイピングした著作物や、ユーザーのデータは一切学習に使用されていません。
この点は、学習データの出所が不透明な他の画像生成AIと比較して大きな差別化ポイントといえます。企業がマーケティング素材やプレゼン資料に使用する場合でも、著作権侵害のリスクを最小限に抑えることができるのです。
Adobe Fireflyの特徴と他の画像生成AIとの違い
Adobe Fireflyと他の主要な画像生成AIの違いを整理すると、以下のようになります。
特に企業での利用を検討している場合、学習データの透明性があるAdobe Fireflyは、他のサービスと比べて安心して導入しやすい選択肢といえるでしょう。IP補償制度の詳細については、Adobe公式の製品説明ページをご確認ください。
2025 - 2026年の最新アップデート
Adobe Fireflyは2023年のリリース以降、急速に進化を続けています。2025年から2026年にかけての主なアップデートを時系列で紹介します。
2025年4月: Firefly Image Model 4 / 4 Ultra・動画生成の正式リリース

Firefly Image Model 4 Ultraで生成されたサンプル画像 (https://blog.adobe.com/jp/publish/2025/04/24/cc-adobe-firefly-next-evolution-creative-ai-is-here)
Image Model 4: 日常的なクリエイティブニーズに対応する高速・高効率な画像生成モデル。シンプルなイラストやアイコン、基本的な写真オブジェクトなど、一般的なクリエイティブ要件の約90%をカバー
Image Model 4 Ultra: フォトリアリズムと精密な描写に特化したモデル。人物・動物・建築物のレンダリング精度が大幅に向上し、ポートレートやグループ写真も自然な仕上がりに
動画生成が正式リリース: ベータ版から正式版に移行し、商用利用が可能に。テキストから動画、画像から動画の両方に対応し、最大1080p解像度、16:9・9:16・1:1のアスペクト比で生成可能
ベクター生成: テキストプロンプトから編集可能なベクターグラフィックを生成す る新機能を追加
Firefly Board(パブリックベータ): 複数人で同時にコンセプト開発ができるキャンバス機能
サードパーティモデルの統合開始: Google Imagen 3、OpenAI、Flux 1.1 Proなどの外部モデルとの連携を開始
2025年10月: Adobe MAX 2025で発表された大型アップデート

音声生成機能(https://blog.adobe.com/en/publish/2025/10/28/explore-new-adobe-firefly-your-all-in-one-home-ai-powered-creativity)
Firefly Image Model 5: ネイティブ4MP解像度での出力に対応し、アップスケーリングなしで高解像度画像を生成できるようになりました。さらに「Prompt to Edit」機能により、自然言語で 会話するように画像を編集できる機能が追加されています
動画生成の強化: タイムラインベースのエディターやパートナーモデルとの連携が追加
音声生成(パブリックベータ): AIによるサウンドトラック生成や、テキスト読み上げ機能
パートナーモデルの拡充: Google、Runway、Luma AIなどのサードパーティモデルをFirefly上で利用可能に
2026年3月: カスタムモデルがパブリックベータに
自分の画像をアップロードしてFireflyのモデルを学習させることで、独自のスタイルを維持した画像生成ができる「カスタムモデル」機能がパブリックベータとして公開されました。また、30以上のパートナーモデルが利用可能になっています。
Adobe Fireflyの料金プラン
Adobe Fireflyは無料で使い始めることができますが、無料プランには月間の生成回数に制限があります。ここでは、無料プランでできることと有料プランとの違いを解説します。
無料プランでできること・制限
Adobe Fireflyの無料プランでは、月25回分の生成クレジットが付与されます。 テキストから画像生成、生成塗りつぶしなど、Fireflyの基本的な機能はすべて利用可能です。
無料プランで押さえておきたいポイントは以下の通りです。
月25回の生成クレジットが付与される(初回利用時から起算)
クレジットは1ヶ月で期限切れとなり、翌月への繰越は不可
商用利用OK(ただしウォーターマークが付与される。有料プランではウォーターマークなし)
すべての生成タイプでクレジットを消費
クレジットを使い切ると、次の割り当てまで生成不可
IP補償(知的財産の補償制度)は対象外
月25回という制限は多くはありませんが、Fireflyの使い勝手や画質を確認したり、ちょっとした素材を作成したりする用途には十分です。より本格的に使いたい場合は有料プランへのアップグレードを検討するとよいでしょう。
有料プランの比較
2026年4月時点でのAdobe Fireflyの料金プランは以下の通りです。
※最新の正確な価格はAdobe Fireflyの公式サイトでご確認ください。
