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モリサワ、初のバリアブルフォントを含む新書体を2025年2月12日より提供開始

2025.01.20編集部
モリサワ、初のバリアブルフォントを含む新書体を2025年2月12日より提供開始

株式会社モリサワは、2025年2月12日午前11時より、Morisawa Fontsアップグレード2025年2月版の一環として、新書体第2弾を提供開始するとのこと。

今回のアップグレードでは合計37ファミリーが追加される。特に注目されるのは、モリサワにとって初のバリアブルフォントである「DriveFlux」で、シンプルかつシンメトリーな骨格と幾何学的ストロークが特徴。見出しなど、視覚的に注目を集めたい場面での使用が推奨されている。また、欧文スーパーファミリー「Role」にはインドや東南アジアで用いられる14の多言語展開ファミリーが追加。これにより、さらなる多言語対応が期待されるという。加えて、Clarimo UDシリーズにハングル書体が加わることで、さまざまな言語で統一感のあるデザイン表現が可能になるとのこと。

アメリカに拠点を持つ書体ライブラリOccupant Fontsからの新しい書体も登場。例えば、機械的で無骨なスラブセリフ体「Dispatch 2」や、見出しに適した重厚感のあるサンセリフ体「Magmatic」などが挙げられる。従来のモリサワ書体に加え、これらの書体もぜひアクティベートして利用してみたい。

提供開始については、契約中のユーザーにメール通知の他、モリサワのWebサイトやSNSを通じて告知される予定。今後もMORISAWA PASSPORTによる新書体の提供は終了しており、新書体を使用したい場合はMorisawa Fontsへの移行が求められる。また、MORISAWA PASSPORTの一般ユーザー向けサービス終了前に契約条件を満たしたユーザーには、新書体サポートプログラムが実施中とのこと。

新書体を使用するためにはMorisawa Fontsサービスサイト上でのアクティベートが必要。必要なOS環境はWindows10 20H2以降またはmacOS 10.15以降を要求し、常時ネット環境も必須とされる。提供内容はプランによって異なるため、詳細は提供開始後に確認することが求められる。

出典: モリサワ初のバリアブルフォントなど新書体の第2弾を2月12日11時よりMorisawa Fontsで提供開始

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