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- News・2025.06.30モリサワ、大規模組織向けフォントサブスクリプションを提供開始株式会社モリサワは2025年6月30日、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」において、大規模組織での利用に特化した「エンタープライズプラン」の提供を開始した。同プランは、2,000書体以上のフォントライブラリーを活用しながら、組織全体のデザイン業務最適化とブランド統一を支援する包括的なソリューションとして位置づけられている。 新プランの核心機能として、SSO(シングルサインオン)対応によるセキュリティ強化が挙げられる。この機能により、企業は統一さ
- News・2025.06.20Adobe Fonts:百千鳥と源ノ角ゴシックの機能向上、新欧文フォントChidoriをリリースAdobeは、Adobe Fontsの人気フォント「百千鳥」と「源ノ角ゴシック」の大幅なアップデートを実施し、併せて新しい欧文フォント「Chidori」をAdobe Originalsからリリースしたと発表した。これらのアップデートにより、日本語フォントの文字組みがより美しく改善され、デザイナーの表現力がさらに拡充される。 百千鳥フォントでは、拗音・促音(ちゃ、ちゅ、ちょ、っなど)の小書き文字の表示位置が見直され、文中でより適切なポジションに調整された。また、「メ」の2画目の
- News・2025.01.20モリサワ、初のバリアブルフォントを含む新書体を2025年2月12日より提供開始株式会社モリサワは、2025年2月12日午前11時より、Morisawa Fontsアップグレード2025年2月版の一環として、新書体第2弾を提供開始するとのこと。 今回のアップグレードでは合計37ファミリーが追加される。特に注目されるのは、モリサワにとって初のバリアブルフォントである「DriveFlux」で、シンプルかつシンメトリーな骨格と幾何学的ストロークが特徴。見出しなど、視覚的に注目を集めたい場面での使用が推奨されている。また、欧文スーパーファミリー「Role」にはイ
- News・2025.01.20モリサワ、AIを活用した新機能をMorisawa Fontsに追加株式会社モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」に、新たにAIを活用した機能を追加した。これには「画像でフォント検索」と「Morisawa Fonts コンシェルジュ」のβ版が含まれる。このアップデートにより、ユーザーはフォント情報を迅速に取得可能になるとのこと。また、疑問点にも即時に解答が得られるため、サービスの利用や購入検討がスムーズになると期待される。 「画像でフォント検索」は、画像をアップロードするだけで使用されているフォントを特
- Article・2024.11.19iOSはウェイトに注意! iOSとAndroidそれぞれのアプリデザインで使える日本語標準フォントアプリで使えるフォントとは?基本は標準フォントを使用する モバイルアプリをデザインする際には、基本的に各OSに標準搭載されているフォントを使用することが多いと思います。もちろん、アプリ配信用のフォントライセンスを購入してアプリに組み込むことは可能ですが、アプリにバンドルするためのフォントライセンスはダウンロード数によって金額が異なるなど、考慮するべき点も多く標準フォントを使うことのメリットを上回るような導入理由はあまりないでしょう。 iOSとAndroidで使える日本語フォン
- News・2024.09.06Figmaブランドを表現する新たなコーポレートフォント「Figma Sans」が登場Figmaはブランドの価値提供をデザイナーからプロダクト開発全体へと拡大していく中で、そのブランドイメージの刷新にも取り組んできました。その中で、カラーパレットやイラストレーションスタイルの変更に加え、タイプファウンドリーGrilli Typeと協 力し新たなカスタムフォント「Figma Sans」を開発したとのことです。 Grilli Typeのチームは、フォントをブランドビジュアルに適応させるために、多くのフィードバックを反映したとのこと。Figmaのブランドチームも、形状
- News・2024.09.06人気フォント「筑紫オールドゴシック」に4つの新ウエイト追加!6ウエイトに拡充フォントワークス株式会社は、2024年9月5日(木)、人気書体「筑紫オールドゴシッ ク」に4つの新しいウエイトを追加したとのことです。 「筑紫オールドゴシック」は、フォントワークス書体デザインディレクターの藤田重信氏が2014年に設計した全く新しいゴシック体で、金属活字時代の雰囲気を持ちながらも現代的なデザインが特徴です。漢字や仮名の引き締まったふところと伸びやかなはらい、筆の名残を感じる豊かな抑揚が特徴です。 新たに追加されたのは以下の4ウエイトです。 R(レギュラー) M(
- Article・2024.07.02ラグジュアリーな書体の代表格『Didot』と『Bodoni』の使い分けファッション誌やハイブランドのロゴとしてよく使用されていることから、高級でおしゃれなイメージがある書体「Didot(ディド)」と「Bodoni(ボドニ)」について、その成り立ちや使い分けに役立ちそうなポイントを紹介します。 同時代に生まれたDidotとBodoniのコンセプト 一見するとデザインが似ているDidotとBodoniですが、それは制作された時代背景と、表現したいコンセプトが同じであったことが理由であると考えられます。Didotはフランスで、印刷業で働いていたFir
- News・2024.04.12モリサワ、同社初の和文バリアブルフォント『DriveFlux』を発表モリサワは、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(仮称)」を2024年度中に提供予定であると発表しました。 DriveFluxは新たにデザインされたバリアブルフォントで、シンプルでシンメトリーな骨格と幾何学的なストロークから成っています。また、デザインバリエーションが豊富で、選択が直感的かつシームレスとなる可変機能を備えており、見出しや目を引きたいシーンに適しているとのことです。 バリアブルフォントは、従来ウェイトや字幅ごとにフォントファイルが必要だったもの
- Article・2024.06.24エレガント×モダンな唯一無二のサンセリフ体『Optima』の魅力Optimaとは?碑文からデザインされたヒューマニスト・サンセリフ体 Optima(オプティマ)は、ドイツの書体デザイナーHermann Zapf(ヘルマン・ツァップ)によってデザインされ、1958年にリリースされた欧文書体です。ヒューマニスト・サンセリフ体に分類されますが、一般的な”サンセリフ体”とは少し違うイメージを持った人も多いのではないでしょうか。縦線と横線の太さのコントラストや、セリフを示唆するようなエレメントが残っているため、サンセリフ体なのにセリフ体のようなエレ
- Article・2024.06.24視覚コミュニケーションの共通言語『Helvetica』を使いこなそう!フォントを扱うデザイナーなら一度は使用したことがあるHelvetica(ヘルベチカ)。実は時代に合わせて進化していることを知っていますか?この記事では、”現代におけるHelvetica”をテーマに、その魅力を使用事例などを紹介しながら考察します。Helveticaについてアップデートしましょう! 書体としてのHelveticaは3つあり、デジタル環境でより最適なのはHelvetica Now Helveticaは最初のリリースから何度かデザインが更新され、時代に合わせて以下の
- Article・2024.06.24Myriadとは?人間らしさを兼ね備えたデジタル環境にぴったりなサンセリフ体WebデザインやUIデザインに携わっていると、Myriad(ミリアド)という書体を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?歴史のある書体と比べるとまだ新しいフォントではありますが、その人気の秘密を制作された意図や形の特徴を紹介しながら考察してみます。 Appleのコーポレートフォントにも採用されたMyriad、その制作の意図は? Myriadは、1992年にAdobeのインハウスのタイプファウンダリであるAdobe Originalsから初めてリリースされました。書体
- Article・2024.10.02画像からフォントを検索できる!目的別のおすすめツール14選を紹介画像からフォント検索できるサービスを紹介 デザインでは、適切なフォント選びがアウトプットの印象を大きく左右します。しかし、フォントを選ぶのも大変な作業ですよね。デザインのために集めた参考画像で使われているフォントの名前を知りたいというケースも多いと思います。ここでは、画像からフォントを見つけ出すのに役立つ以下5つのサービスをご紹介します。 Adobe Fonts What Font is WhatTheFont Adobe Capture フォトからフォント検索 各サービスは
- Article・2024.06.24Futuraとは?機能美が追求された現代と未来のサンセリフ体グラフィックやWebのデザインに携わる人なら誰もが聞いたことがある、または使ったことがある有名フォント「Futura」について、意外に知らない歴史を振り返りながら、その魅力を考察してみます! Futuraとは?Futuraの歴史とコンセプト 「Futura」は、ドイツの書体デザイナーのPaul Renner(パウル・レナー)によって制作され、1927年にリリースされました。幾何学的なフォルムが特徴的なジオメトリック・サンセリフに分類される書体で、世界中で広く使われる定番の1つ
- News・2023.10.31Monotype LETSに369書体が追加年間定額制フォントサービス「Monotype LETS」のポートフォリオがさらに拡大しました。名高いUnivers®など、全991書体が今回の追加リリースで利用可能になるとのことです。2023年7月に初めて追加リリースされた第1弾に続いて、今回第2弾として13ファミリー・全369書体が追加されました。 また、Monotype LETSは2024年2月にさらに書体の追加を予定しているとアナウンスしています。詳しいリリーススケジュールは次の通りです: 2023年10月30日:書体
- Article・2024.02.09Google Fontsの使い方とWebフォントにおすすめの日本語フォント紹介!近年はフォントのサブスクリプションサービス導入も増えて、さまざまな種類の日本語フォントをデザインに取り入れることが以前よりも容易になったのではないでしょうか?しかし、フォントファイルの配信が必要なWebフォントとしての利用には、サービス提供者によるサブスクリプションサービスの導入が必要となる場合もあり、クライアントワークなどでは導入が難しい場合も多いですよね。このような時にも、無料のGoogle Fontsで提供されているフォントであれば安心してデザインに取り入れることができ
- Article・2024.07.03ロゴのデザインに最適な定番13フォントを事例とともに紹介!ロゴには大きく3種類ある:ロゴタイプ・シンボルマーク ・ロゴマーク ロゴとは、「言葉」という意味を持つギリシア語に由来し、ブランディングの世界では企業やその商品の名前を、競合との視覚的な差別化を行なった上で消費者に印象付ける手法と して取り入れられています。ロゴにはさまざまな形態のものがありますが、大きく以下の3種類に分けることができます。 ブランド名を表現した「ロゴタイプ」 オリジナルのマークをデザインした「シンボルマーク」 シンボルマークとロゴタイプを組み合わせた「ロゴマー
- News・2023.09.06京都市ふるさと納税の返礼品に「ふるさと納税パック ヒラギノ基本6書体」が登場!株式会社SCREENグラフィックソリューションズが提供する「ふるさと納税パック ヒラギノ基本6書体」が、京都市のふるさと納税の返礼品として登録されたとのことです。 このパックには、「ヒラギノ角ゴシック体 W3/W6/W8」「ヒラギノ丸ゴシック体 W4」「ヒラギノ明朝体 W3/W6」というバリエーション豊かな6書体・12フォントがCD-Rに収録されています。寄付をした方には、寄付完了から7~14日以内にCD-Rが発送される予定とのこと。 なお、詳細なフォント仕様や動作環境につい
- News・2023.02.14LINEがコーポレートフォント『LINE Seed JP』のPRのための空間デザインを発表LINEは13日、2022年にリリースしたコーポレートフォントの日本語書体「LINE Seed JP」のPRの一環として、本社オフィスに同フォントを活用した空間デザインを制作したことを発表しました。今回制作された空間デザインには、レセプションに設置されたテーブルとスタンプ、そして社員用のスペースに設置されたマグネットとサインが含まれるとのこと。 中でも、オフィスに訪問したゲストの目に入りやすいレセプションテーブルは「Seed Table」と名付けられ、コーポレートフォントをな
- Article・2023.08.14Operator Mono | コードも書くデザイナーにぴったりの高級フォントプログラミングの際にエディター上でどのフォントを使うかは、エンジニアのこだわりが垣間見れるポイントですよね。デジタルデザイナーの中には、デザインだけではなくWebやモバイルアプリのプログラミングを行う人も少なくないと思います。デザイナー兼エンジニアともなれば、使用する等倍フォントへのこだわりはさらに強いのではないでしょうか?皆さんはそんなエディターの等倍フォント、何を使ってますか?MenloやSF Monoなど、macOSに標準で搭載されているフォントや、Fira Codeな
- Article・2024.02.09タイポグラフィとは?タイプフェイス構成や種類、選び方を図解タイポグラフィとは?「読ませる文字」と「伝える文字」 タイポグラフィとは、文字の種類や太さ、文章のレイアウトなどを整えることで文字を読みやすくしたりメッセージを伝えやすくするデザインの技術・分野です。デザイン業務において、タイポグラフィには大きく2つの種類があり、一つは「読ませる文字」もう一つが「伝える文字」です。Webサイトの本文など、読みやすくするための技術によって調整された文字が「読ませる文字」です。一方、広告デザインなどのメッセージを伝えるためにデザイン性を重視して使