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Google、デザイン職100人超をレイオフ。AI投資とコスト削減に注力

2025.10.07編集部
Google、デザイン職100人超をレイオフ。AI投資とコスト削減に注力

Googleは2025年10月2日、デザイン関連職種で100人を超える従業員をレイオフしたことが明らかになった。この人員削減は、同社がAI(人工知能)インフラへの投資を拡大し、コスト削減を進める戦略の一環として実施された。

今回のレイオフでは、クラウド部門の「定量的ユーザーエクスペリエンス研究」チームと「プラットフォーム・サービスエクスペリエンス」チームの従業員が主な対象となった。これらの職種は、データや調査を活用してユーザー行動を分析し、プロダクトデザインの指針を策定する重要な役割を担っていた。一部のクラウドデザインチームでは、チーム規模が半減するほどの大幅な人員削減が行われ、影響を受けたのは主に米国ベースの従業員だった。

レイオフされた従業員の一部には、12月初旬までにGoogle内の別のポジションを見つける機会が与えられている。しかし、この措置は同社の事業戦略の根本的な転換を示している。Googleは今年に入ってから、人事、ハードウェア、検索、広告、マーケティング、財務、コマースなど複数の米国部門で自主退職パッケージを提供しており、小規模チームを監督する中間管理職の3分の1以上を削減するなど、組織の効率化を積極的に進めている。

この人員削減の背景には、AI技術への大規模投資がある。先月にはGeminiやAI Overviewsなどのツールに携わる200人以上の契約社員がレイオフされており、低賃金や雇用不安に対する抗議活動を静めるための措置との見方もある。Googleは「チーム間のコラボレーションと顧客サービスの向上」を目的とした小規模な変更と説明しているが、実際には事業の重点領域を明確化し、長期的な成功を確保するための戦略的再編成と位置づけられている。

2024年12月時点でGoogleの従業員数は183,323人となっており、今回のレイオフは全体に占める割合としては限定的だが、デザイン分野における同社の方向性の変化を象徴する動きとして注目される。AI技術の進歩により、従来のデザインプロセスの自動化や効率化が進む中、企業は人的リソースの配分を見直し、より戦略的な領域への投資を優先する傾向が強まっている。

出典: Google layoffs: Over 100 design roles cut as company shifts focus to AI and cost-cutting

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