Google Mapsは、「クイックルート表示(Glanceable Directions)」機能を全ユーザーに提供開始しました。この機能は、ロック画面上でリアルタイムの到着予定時間(ETA)や道順を表示し、ユーザーがスマートフォンを何度もロック解除する手間を省くというものです。
歩行、自転車、車での移動に対応し、計画したルートから逸脱した場合も自動で更新されるとのこと。この新機能は、移動中の操作を最小限に抑えて、より便利で安全なナビゲーションを提供するために開発されています。ただし、初期設定ではこのオプションはオフになっており、設定内でオンに切り替える必要があります。
さらに、Googleはユーザーが地域内で楽しめる活動を発見するのを助けるAI機能を導入するなど、ナビゲーション体験を向上させるためにAIの活用を進めています。また、2023年2月には、「Immersive View」も導入しました。これは、3DでAIによる都市をアプリ内で探索するための機能です。これらの取り組みを通じて、Googleは地図アプリの利便性と安全性を向上させつつ、ユーザーのエリア内での活動をAIを活用して支援することを目指しています。