Google Fontsのライブラリから直感的にフォントを探索できるWebツール「Sweetfont」が公開された。従来のフォント検索がカテゴリやキーワードに依存していたのに対し、このツールでは感覚的なパラメータを操作することで、イメージに合った書体を発見できる。
Sweetfontの中核となるのは「Flavor」と「Vibe」と名付けられた2つのXY座標パッドである。Flavorパッドでは横軸に「Playful〜Formal」、縦軸に「Warm〜Futuristic」を配置し、Vibeパッドでは「Elegant〜Rugged」と「Loud〜Quiet」の軸で操作する。さらに「Fanciness(装飾性)」と「Boldness(太さの印象)」のスライダーも用意されており、計12の書体特性軸を組み合わせてフォントの絞り込みが行える。
技術的には、Google Fontsの各書体に対してplayful、elegant、loud、warm、rugged、futuristic、childlike、formality、complexity、weight impression、organic、noveltyの12軸のスコアが事前に付与されたJSONデータセットを基盤としている。ユーザーの操作位置からユークリッド距離を算出し、最も近いフォントをリアルタイムで提示する仕組みだ。
「Surprise me」ボタンを押すと、ランダムな座標を経由しながらCatmull-Romスプライン補間による滑らかなアニメーションでフォントが次々と切り替わり、予期せぬ書体との出会いを演出する。フォント選定の初期段階で「なんとなくこういう雰囲気」という曖昧なイメージを具体的な書体に変換するツールとして、デザイナーのワークフローに有用である。
出典: Sweetfont









