
オンラインでファッションアイテムを購入する際、自分にぴったりのものを選ぶのは難しいと感じている人は多いのではないでしょうか。それを裏付けるかのように、「やっぱり違う」と返品する人が後を絶ちません。
この状況を改善しようと立ち上げられたのがオランダ発の「style + code(スタイル・アンド・コード)」です。AIを使って、消費者の商品選びをサポートするツールを提供しています。その具体的な内容や、背景にあるデザイン思考などについて、共同創業者兼ディレクターのJelle Stienstra(イェル・スティンストラ)さんに話を聞きました。

Jelle Stienstraさん
返品を減らすためのカスタマイズ
―― ファッションECでは返品が多いという問題があるようですね。
欧州のファッションECでは、「サイズやスタイルや色が合わなかった」といって、毎日大量の商品が返品されています。返品率はアイテムによって20-70%に上ります。