
オススメURL短縮サービスまとめ7選
URLを共有したい時、URLの長さによっては文字数全体が長くなってしまうこともありますよね。そのような時、URL短縮サービスを使うと、スッキリと見栄えが整います。中には、QRコードが作成できたり、クリック数の分析ができたりと、短縮機能以外のサービスが提供されているサービスもあります。
そこでこの記事では、数多くあるURL短縮サービスの中でも、以下のポイントで選定してオススメをご紹介します。
無料で使える
UIがシンプルで使いやすい
URLをカスタマイズできる
また、参考評価基準として、SEO分析ツールのAhrefsで確認した短縮URLの被リンク数(他社サイトからリンクが貼られている数)も掲載しています。短縮URLへの被リンクは数は、実際に短縮URLが使われている規模の参考値にもなりますので、ツール選びの参考にしていただければと思います。
Bitly | 多くの機能を提供する有名URL短縮サービス

https://bitly.com/
「Bitly」は、単なる無料のURL短縮サービス以上の機能を提供するコネクションプラットフォームで、URL短縮サービスの中でもとくに利用者の多いツールです。月間で10億のクリックやスキャンを記録しており、800以上のアプリ統合もある点も 特徴です。
リンク管理ソフトウェア、高度なQRコード機能、リンクインバイオソリューションなどを備え、ユーザーがオーディエンスとのデジタルコネクションを強化するのに役立ちます。Bitly Connections Platform内では、リンクの作成や編集、追跡も可能です。また、URL短縮、カスタムリンク、URLリダイレクト、高度な分析と追跡機能など、リンク管理に関する人気機能を多数提供しています。
tinyURL | 登録不要でリンクの生成が可能

https://tinyurl.com/app
「tinyURL」は、リンクの分析追跡や、カスタマイズされたドメインを使用した短縮URLの生成など、多くの機能を搭載しているサービスです。短縮URLを取得するだけであれば、会員登録も不要でトップ ページから利用可能です。
有料プランには、詳細なリンク分析や独自ドメイン、複数の短縮URLの一括作成やリンク管理機能などが含まれます。簡潔で覚えやすいURLを必要とするユーザーや、ブランド認知度を高めるためにカスタムドメインを利用したい企業に適しています。
Ow.ly | ソーシャルメディア関連の機能を提供

https://www.hootsuite.com/
「Ow.ly」は、世界中の多くのユーザーが利用するソーシャルメディア管理システムとして有名なHootsuiteに組み込まれているURL短縮サービスです。Hootsuiteのダッシュボードで、短縮URL作成や管理ができます。
各リンクは、Google AnalyticsやAdobe Analyticsなどの既知の分析ツールを使用して成功を監視するために必要な追跡パラメーターでカスタマイズできます。Ow.lyを使用することで、ソーシャルメディアのフィードで短縮されたリンクを共有し、そのソーシャルパフォーマンスを追跡する企業も多く存在します。
Short.io | 開発者向けAPIや詳細な分析ツールを提供

https://short.io/
「Short.io」は、自社ブランドの短縮URL作成まで可能な、40万人以上の顧客に利用されているURL短縮サービスです。Short.ioは、独自のドメインを使用したリンクの短縮や、詳細なインサイト(OS・場所・ブラウザ・トップリンクなど)まで把握できる機能を搭載しています。
また、開発者向けの無料APIを提供しているため、既存のアプリや新規アプリにURL短縮機能を追加・作成することもできます。
Rebrandly | 独自ドメインを使ったURL短縮

https://www.rebrandly.com/
「Rebrandly」は、独自のドメインを使用して長いリンクを短縮するための無料URL短縮プラットフォームです。短縮URLを取得するだけであれば、会員登録も不要でトップページから利用可能です。
Rebrandlyは、ブランドの可視性と信頼性を高めるために、共有するすべてのリンクにブランド名を付けられます。また、詳細なクリック統計により、ソーシャルメディア・メールマーケティング・広告・SEOの分析ができるため、ビジネスの成長に合わせて利用範囲を増やせます。
Sniply | コンバージョンを最適化する機能を提供

https://sniply.io/
「Sniply」は、任意のコンテンツに独自のカスタムメッセージをオーバーレイし、共有するすべてのリンクにCTAを含められるリンク短縮サービスです。このツールは、URLを短縮するだけでなく、目的地のサイトに独自のコンテンツをオーバーレイで実装できます。
Sniplyで共有するカスタム短縮リンクは、購入・サインアップ・コンタクトなど、より多くのコンバージョンを必要とする際に効果的です。また、短縮URLを取得するだけであれば、会員登録も不要でトップページから利用可能な点も便利です。
BL.INK | 短縮URLのクリックに関する詳 細な情報を提供

https://www.bl.ink/
「BL.INK」は、リンク管理やQRコードジェネレータープラットフォームです。BL.INKを使用すると、短縮URLを作成する際に、クリックごとに構造化されたデータをキャプチャできます。これにより、ユーザーがクリックまたはスキャンするすべての広告・ソーシャルポスト・店内サインのパラメーターを、カンタンに分析でき、正確で一貫したデータを管理することが可能です。
URLは動的に変更可能となるため、プロモーションやアップデートがあっても、機会損失 することなく新たなリンク先に誘導できます。
URL短縮サービスの仕組み
URL短縮サービスは、以下の仕組みで処理されます。
短縮したい元のURL(正規URL)を短縮URLサービスに登録
短縮URLが生成され、正規URLと短縮URL間の対応関係がサービスのデータベースに保存される
ユーザーが短縮URLをクリックした際、データベースへアクセスがおこなわれる
データベースから対応する正規URLを取得し、リダイレクト指示をブラウザに返す
ブラウザは指定された正規URLへ自動的に遷移する
上記の流れで、短縮URLから目的のページにたどり着けるようになっています。
URL短縮サービスのメリット・デメリット
URL短縮サービスは、インターネット上でのリンク共有を効率的に行うための便利なツールです。特に、SNSやメッセージアプリなど、文字数制限があるプラットフォームでは非常に役立ちます。URLを短縮することで、共有が容易になるだけでなく、メールやメッセージのスペースを節約し、見た目もすっきりします。
さらに、多くのURL短縮サービスはリンクのクリック数やクリック元の地域といった詳細なデータを提供しており、マーケティング活動やパフォーマンス分析において有用です。また、カスタムドメイン(ブランドリンク)を利用できるサービスでは自身のブランドを表現できる短いドメインを使用して、覚えやすくしたり、ブランド化することで、より信頼感を持たせることも可能です。
カスタムドメインを使用したブランドリンクの例
New York Times → nyti.ms
TechCrunch → tcrn.ch
BuzzFeed → bzfd.it
一方でURL短縮サービスにはデメリットも存在します。短縮されたURLは元のリンク先を隠してしまうため、フィッシング詐欺やマルウェアの拡散に悪用されるケースがあります。このような理由から、場合によってはユーザーがURLからリンク先の信頼性を判断することができず、クリックされにくくなる可能性があります。そのため、短縮リンクを使用する際には情報の発信元の透明性を担保することが大切になります。例えば、企業の公式SNSアカウントのポストであれば短縮URLが使用されていても安心してクリックすることができますよね。
URL短縮サービスの活用シーン
URL短縮サービスは、さまざまなシーンで活用されています。以下、代表的な活用シーンを詳しく見ていきましょう。
SNSの投稿
メ ルマガCTA
アクセス解析
SNSの投稿
SNSでは文字数制限があるため、URLを短縮できるメリットは多くあります。とくにX(旧Twitter)では140文字までという制約があり、文字数はできるだけ節約したいところ。URL短縮サービスを使えば、URLに使う文字数を大幅に減らせるため、伝えたいメッセージにより多くの文字を割り当てられます。また、短縮URLは記憶に残りやすく、シェアもされやすいという利点があります。インパクトのあるドメインを設定すれば、ブランディング効果も見込めるでしょう。
メルマガCTA
メールマガジンでは、読者にコンテンツや商品ページへ誘導するリンクを設置することが一般的です。しかし長いURLのままだと見栄えも悪く、クリックされにくくなります。URL短縮サービスで事前にコンパクトなURLを生成しておけば、全体の視認性も高まるため、クリック率の向上も期待できます。読者にアクションを促すCTA(Call To Action)としても有効に機能するでしょう。
アクセス解析
Webマーケティングにおいて、アクセス解析は重要な役割を担います。サイトやキャンペーンページへのアクセスを詳細に分析することで、施策の効果検証や改善に役立てられるからです。アクセス解析する際に付与する「utm_campaign」や「utm_source」などのUTMパラメーターがあると、URLは長くなってしまいますが、このようなURLも短縮サービスで短くできます。
また、URL短縮サービスにも、クリック数などの解析機能が搭載されているケースは多くあります。データに基づくPDCAサイクルを回す上で、URL短縮サービスは強力なツールと言えるでしょう。
まとめ
この記事では、人気のURL短縮サービスについて特徴とあわせて紹介しました。記事内のリンクから各サービスにアクセスできますので、それぞれの特長を比較検討してみてください。
また、URL短縮の仕組みや活用シーンなどについても解説しています。URL短縮サービスを適切に利用することで、Webマーケティングをより効果的に進められます。ぜひ用途に合わせたサービスを選択し、URLの短縮にお役立てください。