旅行予約サイトのAirbnbが、新たに物件の評価を可視化するラベルを追加しました。今までにも、「ゲストのお気に入り」や「スーパーホスト」など、物件やホストの品質を示すラベルが設けられていましたが、今回の更新でさらに詳細な評価を確認することが可能になるとのことです。
まず、更新の一部として、評価の上位25%および1%の物件に新たなバッジが追加されます。この評価は、部位別のレーティング、レビューの感情、ホストによるキャンセル、品質関連の問題などを基に算出されるとのこと。
また、評価の下位10%の物件には「低品質」を示すバッジが付与されます。Airbnbは昨年4月に宿泊品質の評価システムを更新して以来、10万以上の物件をプラットフォームから削除したとのことです。
その他にも、レビューの最新化や評価順のソート機能が追加されるほか、物件の検証バッジも更新されます。これにより、米国、カナダ、オーストラリア、英国、フランスの主要5カ国すべての物件が検証を受け、偽物のリスティングを排除するとしています。
この検証プロセスには、詐欺防止技術や人間によるレビューが含まれており、今月末までにこれら5カ国で約150万の物件が検証バッジの表示を受けるとされています。また、ホストが自身のリスティングを検証するための写真やビデオのツールを追加する予定で、今年のQ3までに更に30カ国での検証を開始するとのことです。
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出典: Airbnb has a new label to denote its top (and worst) listings | TechCrunch