Google

Wear OS 6が発表、より個性的で省電力なデザインを実現

2025.05.21編集部
Wear OS 6が発表、より個性的で省電力なデザインを実現

Google は、最新のWear OS 6を発表した。これは、同社のスマートウォッチプラットフォームで、これまでで最も省電力かつ個性的なデザインを持つバージョンである。Wear OS 6は、Material 3 Expressiveと呼ばれる新しいデザインシステムを導入し、ユーザーによりパーソナライズされた体験を提供するとのこと。これにより、ビジュアルとモーションの要素が刷新され、現代的で特徴的な体験を求めるユーザーのニーズに応えることが可能となる。

Wear OS 6へのアップデートにより、バッテリー寿命が最大10%向上するという。開発者向けには、Wear OS 6のデベロッパープレビューが公開され、Android 16をベースにしたさまざまな変更が施されている。特に、常時表示のディスプレイ体験が改善されているとのこと。また、開発者は Wear OS 用の新しいMaterial 3 Expressiveデザインを取り入れることが推奨されている。

新たなJetpackライブラリが提供され、Wear Compose Material 3とWear ProtoLayout Material 3を通じて、アプリやタイルのためのコンポーネントが利用可能になる。これにより、よりリッチなカラースキームが使用でき、ウルトララウンドスクリーンにも最適化された新しいコンポーネントが含まれている。

デザインの観点からは、新しいEdgeButtonやTransformingLazyColumnといったコンポーネントが追加され、より直感的に操作できるようになっている。さらに、資格情報管理APIやメディアコントロールの強化など、様々な機能が追加されていることも明らかに。

Wear OS 6の一般提供は年内に行われる予定で、これに合わせて開発者向けの新しいリソースも公開される予定。

出典: What’s new in Wear OS 6

Google

最新のニュース

Latest News

  • モリサワ第30回文字文化フォーラム:色部義昭氏・木住野彰悟氏が細部デザインの重要性を語る
    モリサワ第30回文字文化フォーラム:色部義昭氏・木住野彰悟氏が細部デザインの重要性を語る
  • Apple、iOS 26とmacOS Tahoe 26対応の最新デザインリソースを公開:Liquid Glassと新アプリアイコンをサポート
    Apple2025.06.13
    Apple、iOS 26とmacOS Tahoe 26対応の最新デザインリソースを公開:Liquid Glassと新アプリアイコンをサポート
  • Wear OSウォッチフェイス開発、2026年に完全新フォーマット移行へ
    Android2025.06.13
    Wear OSウォッチフェイス開発、2026年に完全新フォーマット移行へ
  • グッドパッチが無償デザインシステム「Sparkle Design」公開:作業時間54%削減を実現
    Figma2025.06.12
    グッドパッチが無償デザインシステム「Sparkle Design」公開:作業時間54%削減を実現

デジタルデザインの最新情報をお届け!

unprintedのメールマガジンにご登録いただくと、デジタルデザインの最新情報をメールで受け取ることができます。今までに配信したバックナンバーも公開中!

※登録ボタンを押すと利用規約に同意されたものとします。