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2026年8月の注目新書体:セリフからグロテスクまで8つの最新フォント

2026年8月の注目新書体:セリフからグロテスクまで8つの最新フォント

Creative Boomが、この夏にリリースされた注目の新書体をまとめて紹介している。歴史的な書体の再解釈から個性重視のサンセリフまで、次のプロジェクトの引き出しになりそうな8つの書体が取り上げられた。

セリフ・スラブ系では、18世紀のトランジショナル体に着想を得たSoftdrive Foundryの「Lingo」が目を引く。12スタイルを備え、一部の文字に施された特徴的な「ドロップ」によって、可読性と表現力を両立する。The Designers Foundryの「Resan」も17〜18世紀のトランジショナル体に連なるスーパーファミリーで、ターミナルを調整できる10のディスプレイスタイルを持ち、オプティカルウェイトの追加も予定されている。スラブ系ではF37の「F37 Slabhead」がティアドロップ状のターミナルと広めのプロポーションで見出し向けに強い印象を、Chill Typeの「Sektor」が引き締まった字間で記念碑的な存在感を放つ。

ディスプレイ・装飾系では、Type Everythingの「Tuffo」がヴィンテージのイタリア看板から着想を得た6ウェイト+可変フォントで、パッケージや食品ブランディングに向く。Applied Systemsの「Puerile Display」は16世紀のシヴィリテ体を現代的な感覚で再構成し、OpenTypeの代替字形で歴史的な装飾の度合いを調整できる。

サンセリフ・実用系では、Felipe SanzanaとLatinotypeによる「Suspiria」が、中立性よりも個性を前面に出したグロテスク体として登場。丸みを帯びたストローク先端と鋭い角を併せ持ち、大胆なブランディングに応える。Gallery Typeの「Se Micro」は小サイズでの可読性に最適化されたコンパニオン書体で、3つの字幅×10ウェイトを揃え、大きく使うと独特のクセがスタイルとして際立つ。

全体を通して見えるのは、過去の書体を現代的に再解釈する潮流と、可変フォントやオプティカルサイズへの対応が標準になりつつある傾向だ。用途に応じて質感や見え方を細かく制御したいという、いまの制作現場のニーズを映している。

出典: The best new typefaces for August 2026

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