デザインカンパニーのグッドパッチが、生成AIを活用したUIデザイン自動生成ツール「Layermate」を開発する株式会社Reraの事業を継承する新会社を子会社化した。同時に、AI専門組織「Gp-AX Studio」を新設し、デザイン×AI領域での事業基盤強化を図る戦略的な動きを発表した。
Layermateは、Figmaプラグインとして提供される国産AIデザインツールで、生成AIとの対話によってUIデザインを自動生成できる革新的な機能を持つ。2025年5月の公開以降、デジタルプロダクト開発に携わるデザイナーやエンジニアから高い注目を集め、公開から4カ月で国内外8,000人以上のユーザーがインストールするまでに成長している。直感的な操作性と再現性の高さ、開発効率の向上といった特徴により、個人向けSaaSプロダクトとして着実にユーザーベースを拡大してきた。
今回の子会社化により、グッドパッチが長年培ってきたUI/UXデザインの実践知とLayermateの最先端AI技術を融合させることで、より高度なデザインソリューションの提供が可能になる。特に、グッドパッチが2025年6月に無償提供を開始したデザインシステム「Sparkle Design」との機能連携により、法人向け機能の開発やセキュリティ強化を進める計画だ。また、新設されたAI専門組織「Gp-AX Studio」では、社内でのAI関連知見の共有や勉強会の開催を通じて、組織全体のAI活用能力向上を推進している。
生成AI技術の急速な普及により、デザイン業界では従来の制作プロセスに大きな変革が求められている。デザイナーでなくともクリエイティブ制作が手軽に行えるようになった一方で、デザイナーにはこれまで以上の質とスピード、そして創造性を最大化するためのAI活用スキルが必須となっている。グッドパッチは、ビジネスモデルデザインから組織デザイン、ブランド体験デザイン、サービスデザインまで幅広い領域での実績を持つ強みを活かし、AIを活用した課題解決と新たな価値創造を通じて「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」ビジョンの実現を目指している。









