ノードベースのAIデザインツール「Flora」がRedpoint Ventures主導のシリーズラウンドで4,200万ドル(約63億円)を調達した。同ツールはテキスト、画像、動画を入力として、様々なメディアアセットを生成できるプラットフォームである。
Floraの特徴は、生成AIの出力を単一のキャンバス上でノードとして視覚的にマッピングできる点にある。ユーザーはプロンプトを使って修正を加え、複数のイテレーションを新しいノードとして構築できる。これにより、クリエイティブな意思決定の流れを追跡可能な形で可視化することが可能だ。
注目すべきは、Nikeが同ツールを採用している点である。Nikeは最近、「FLORAの習熟」を必須スキルとするジョブリスティングを公開した。共同創業者のWeber Wong氏によると、Floraは「シューズの初期スケッチから数ステップのクリエイティブプロセスを経て、あらゆる角度から見た360度回転動画を生成し、マーケティングキャンペーン全体を視覚化する」ワークフローを実現している。
Pentagram、Lionsgate、AKQA、MSCHF、Red Antlerなどのクリエイティブチームも既にFloraを活用中だ。Wong氏は「現在のAIクリエイティブツールは、非クリエイターが非クリエイターのために作ったもの」と指摘し、Floraはクリエイター自身が開発した、チームコラボレーション機能やリアルタイムワークスペースを備えたプロフェッショナル向けツールであると強調している。
出典: Node-based design tool Flora raises $42M from Redpoint Ventures









