OpenAIは4月6日、ChatGPTにサードパーティアプリとの統合機能を正式に導入した。DoorDash、Spotify、Uber、Expedia、Instacartといったサービスに加え、デザインツールのFigmaやCanvaも対応アプリに含まれている。これにより、ChatGPTの会話画面から直接これらのサービスを操作できるようになった。
この統合機能の中でも、デザイン業界にとって特に注目すべきはFigmaとCanvaの対応である。Figma連携では、ChatGPTとの対話を通じてデザインファイルの検索や概要の確認、コンポーネントの情報取得などが可能になる。デザイナーがチャット上で「このプロジェクトの最新フレームを見せて」と指示すれば、Figmaのデータに基づいた回答が返ってくる仕組みである。
Canva連携も同様に強力である。ChatGPTに「SNS投稿用のバナーを作って」と依頼すれば、Canvaの テンプレートとアセットを活用したデザイン案が生成される。テキストや画像の差し替えも会話の中で指示でき、従来のようにCanvaのエディタを直接操作する手間が大幅に削減される。デザインの初期段階における制作スピードの向上が期待できるだろう。
使い方はシンプルである。ChatGPTの設定画面から「Connected Apps」セクションにアクセスし、利用したいサービスのアカウントを連携するだけでよい。一度接続すれば、チャット内でアプリ名を指定して指示を出すことで、該当サービスの機能が呼び出される。なお、現時点ではChatGPT PlusおよびTeamプランのユーザーが利用可能となっている。
デザインワークフローにおいて、AIアシスタントとデザインツールの直接連携が実現した意義は大きい。これまでデザイナーは、AIで生成したアイデアを手動でデザインツールに転記する必要があったが、この統合によりその工程が省略される。特にFigmaとの連携は、デザインシステムの管理やチーム間のコミュニケーションにおいて新たな可能性を開くものである。AIがデザインツールのエコシステムに本格的に組み込まれる時代が、いよいよ到来したといえるだろう。
出典: How to use the new ChatGPT app integrations, including DoorDash, Spotify, Uber, and others









