Nikeが生成AIデザインエキスパートの求人要件に「FLORAの習熟」を挙げたことで、クリエイティブAIツール「FLORA」が業界の注目を集めている。
FLORAは、NYU ITPでクリエイティブテクノロジーを学んだWeber Wong氏が設立したAIクリエイティブプラットフォームである。「現在のAIクリエイティブツールは、非クリエイターが非クリエイター向けに作ったもの」という課題意識から、プロフェッショナルのクリエイティブワークを支援するインフラとして開発された。
最大の特徴は、テキスト、画像、動画など複数のAIモデルを単一のプラットフォームに統合している点だ。無限キャンバス上でブロックを接続することで、再現可能なクリエイティブシステムを構築できる。Wong氏はNikeの求人を見て、初期スケッチから360度ターンテーブル動画、 マーケティングキャンペーンのビジュアライゼーションまでを一気通貫で生成するワークフローをデモンストレーションした。
Pentagram、Lionsgate、AKQAなどの大手クリエイティブ企業もFLORAを導入しており、従来は数週間を要していたキャンペーン制作が数日で完了するケースも報告されている。リアルタイムの共同作業スペース、統一された管理機能、エンタープライズグレードのセキュリティなど、プロフェッショナル環境を前提とした設計思想が採用の決め手となっているようだ。
出典: Nike is exploring FLORA for its creative work – should you be, too?









