ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、相互理解を深める協力型ボードゲーム「THINK×SYNC(シンク バイ シンク)」を制作したと発表した。同社が提供する性格診断をテーマにしたこのボードゲームは、チームメンバーの思考や価値観を理解し合うことで、効果的なチームビルディングを支援する新しいアプローチとして注目される。
THINK×SYNCは、参加者が様々なシチュエーションにおける行動の優先順位を予想し合うゲーム設計となっている。プレイヤーは順番にリーダーを担当し、カードに記載されたシチュエーションで「最も取りそうな行動」から「最も取りそうにない行動」までの順位を決定する。その後、他のメンバーが制限時間内で話し合い、その順位を予想することで得点を獲得していく仕組みだ。
ゲームの特徴は、単なる娯楽ではなく、チームメンバーの特性理解に重点を置いている点にある。事前にWantedly性格診断を受けることで、参加者は自身のキャラクターを把握し、それを踏まえた上でゲームを進行する。この設計により、表面的な交流を超えて、メンバー同士の深層的な価値観や思考パターンを理解することが可能になる。
ボードゲームは非売品として位置づけられ、同社のイベントやキャンペーンを通じて配布される予定だ。制作発表と同時に、10月2日から10月24日まで「性格診断ボードゲームキャンペーン」を実施し、Wantedlyを契約中の企業の中から抽選で10社にTHINK×SYNCをプレゼントする。応募条件として、同社が提供する「カルチャーマップ」の作成・公開が必要となる。
この取り組みは、従来の研修やチームビルディング手法にゲーミフィケーション要素を取り入れた革新的なアプローチといえる。ウォンテッドリーは2021年から従業員の定着と活躍を支援する「Engagement Suite」を展開しており、今回のボードゲーム制作もその延長線上にある戦略的な動きと位置づけられる。企業の人材マネジメントにおいて、データに基づいた相互理解の促進がますます重要視される中、こうした実践的なツールの需要は今後さらに高まることが予想される。









