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News・2026.09.17Adobe、Photoshop ElementsをAIで刷新。生成拡張・AIアップスケール・自然言語アシスタントを搭載Adobeが、写真編集ソフト「Photoshop Elements」の新バージョンにAI機能を大きく取り込む。目玉となるのは、生成拡張(Generative Expand)、生成アップスケール、そしてベータ版の自然言語AIアシスタントの3つだ。 生成拡張は、画像の外側へ境界を広げ、追加された余白をAIが文脈に合わせて自動で埋める機能である。異なるアスペクト比やバナーサイズに合わせるとき、重要な部分を切り落とさずに調整できる。生成アップスケールは低解像度の画像のディテールを補っ
News・2026.09.17Figma、AIにプラグインを作らせる新機能。探す時代から「その場で作る」時代へFigmaが、ほしいプラグインをAIに作らせる新機能を発表した。マーケットプレイスで最適なプラグインを探し回る従来のワークフローに代わり、やりたいことを自然な言葉で説明するだけで、動作するプラグインのコードをAIエージェントが生成する。 使い方はシンプルだ。コードの知識がなくても、実現したいツールをプレーンな言葉で記述すれば、エージェントがコードを書き上げる。生成結果はその場でテストでき、追加のプロンプトで反復的に調整していける。同じ仕組みは、大理石・炎・水といったプロシージ
News・2026.08.31「一人のためのソフトウェア」が現実に:AIが個人開発 のコストを崖から落としたデザイナーのAdam Waxmanが、「一人のためのソフトウェア(Software for one)」という考え方を綴ったエッセイが注目を集めている。大衆市場ではなく、自分自身や身近な数人のためだけに作られたアプリ——彼はそれを、チェーン店の料理ではなく「家庭料理」にたとえる。特定の誰かのニーズやデータに合わせて仕立てられた道具のことだ。 出発点として引かれるのは、作家のRobin Sloanが2020年に家族向けのメッセージアプリ「BoopSnoop」を作った逸話だ。使うの
News・2026.08.31「後始末の時代」のUX:AIが速く作りすぎる現場でデザイナーが担う役割Nielsen Norman Groupが、AI時代のUXが直面する新しい局面を「後始末の時代(The Custodial Era of UX)」と名づけた記事を公開した。AIによって設計やプロトタイプ、機能の生産は一気に速くなったが、その良し悪しを見極めるUXの評価が追いつかない。結果として、検証されないまま出荷された成果物の「後始末」をUXが引き受けることになる、という問題提起である。 記事が指摘する核心は、生産が評価よりも安くなったという逆転だ。AIを使えば午後のうちに
News・2026.08.25BlenderとThree.jsを往復する:AIとMCPで3D制作ワークフローを効率化3DアーティストのAndrew WoanがCodropsに寄稿した記事が、AI・Blender・Blender MCP・Three.jsを組み合わせてWeb向け3D制作を加速させる実践的な工夫をまとめている。中心となる発想は、AIエージェントにBlender側の作業を自動化させつつ、その結果をThree.jsのコードと同期させ続けることだ。手作業の往復で生じる摩擦を減らし、制作のテンポを保つことを狙う。 まず土台となるのが自動化と統合だ。Blenderのカスタムアドオンを作り
News・2026.08.19生成AIは「平均」を返すだけ:D&ADが警告する創造業界の静かな空洞化デザインとアドバタイジングの国際的な非営利団体D&ADが、生成AIと創造性に関する報告書を公開した。30カ国のクリエイティブリーダー197人へのインタビューと、1万件を超えるアワード応募作品の分析にもとづく内容で、その論調は楽観とはほど遠い。Creative BoomのTom Mayが要点を伝えている。報告書が突きつけるのは、生成AIは新しい何かを生み出すのではなく、すでに存在するものを「平均化」しているにすぎない、という指摘だ。 象徴的な例が挙げられている。モデルに「ケチャ
News・2026.08.10AIツールは本当に役立つか:PROVEフレームワークで一つずつ検証する「みんなが使っているから」という理由でAIツールを導入する。そんな空気に流されがちな現場に向けて、Nielsen Norman GroupのCaleb Sponheimが「PROVE」という軽量な評価フレームワークを提案している。ひとつのツールを、ひとつのタスクに対して検証し、後から自分で説明できる暫定的な判断を下す、という考え方だ。導入圧力そのものは、そのツールが役立つ証 拠にはならない、というのが論の出発点である。 PROVEは五つの観点の頭文字からなる。まず「Proble
News・2026.08.10「裸のデザイナー」:AIが実装を担う時代に問われるデザイナーの視点Microsoft Designに寄稿されたMatthew Santoneのエッセイが、AI時代のデザイナー が直面する居心地の悪い問いを突きつけている。生成ツールが実装をほぼ無償化した結果、デザイナーはこれまで自らの専門性を証明してきた「技巧」という盾を失いつつある、という主張である。丁寧に磨き上げられた成果物は、かつて「この人は自分のやっていることを分かっている」という暗黙の証明として機能していた。だがその制作自体が難しくなくなった今、成果物はもはやデザイナーの代わりに語っ
News・2026.08.03AIの美学:生成AIツールが生み出す新しいビジュアルの語彙デザインエンジニアのジム・ニールセンが、生成AIのインターフェースが独自のビジュアルと操作の作法を確立しつつあると論じている。かつてモバイルの制約がハンバーガーメニューを生んだように、AIという技術ならではの性質が、この先何年もソフトウェアに残り続ける美学を生み出しているという見立てだ。 象徴的なのがキラキラした「✨(スパークル)」の絵文字だ。いまやAI機能を示す視覚的な記号として定着し、虹や魔法めいたモチーフとともにAIの世界観を表している。第二に「ストリーミングするテキス
News・2026.07.27アルゴリズムのアトリエ:生成AIは芸術の自動化史の最新章にすぎないデザインメディアDOCに寄稿されたジョシュア・リーの論考が、生成AIをめぐる不安を歴史の文脈に置き直している。創造の現場に技術が入り込むたびに、既存の担い手は「魂がない」と道徳的な警戒を示してきた。AIはその繰り返しの最新形であって、断絶ではない——というのが一貫した見立てである。 歴史的な例が次々と引かれる。カメラ・オブスクラを用いたとされるフェルメール。ラファエロが50人超の助手を抱え、ドレープや背景を分業させ、自らは核心だけに専念したルネサンスの工房(アトリエ)制度。「
News・2026.07.27AIが設計する時代のUX:成果物から「文脈のキュレーション」への転換Nielsen Norman Group(NN/g)のトニー・アリセアが、AIがインターフェースを生成する時代のUXの役割を「UX文脈デザイン(UXContext Design)」という言葉で捉え直している。人間に読ませるための成果物をつくる仕事から、AIの生成を導く文脈を整える仕事へ——デザイナーの立ち位置そのものが移り変わりつつあるという指摘だ。 筆者はこれを「組織が何を知り、何を望んでいるかを発見し、AIツールが生成するすべてを導く文脈へとキュレーションする実践」と定義
News・2026.07.17AIノートアプリGranolaのリブランド:あえて「不完全」な手書きロゴが人間味を宿すCreative Boomが、デザインエージェンシーRagged Edgeによる、AIノートアプリGranolaのリブランドを取り上げている。会議の記録を担うこのツールの新しいアイデンティティは、生産性アプリにありがちな磨き上げられた完璧さとは正反対の方向へ振り切った。「あえて不完全に、まぎれもなく人間らしく」——それが全体を貫く思想である。 中心にあるのは、手書きのメモを思わせる有機的で自由な形の「G」のロゴだ。共同創業者サム・スティーブンソンの実際の筆跡をもとにした専用の
News・2026.07.17「もっとAIを」は幻想か:人々が本当に求めるAI機能とはSmashing Magazineに寄稿されたヴィタリー・フリードマンの論考が、多くの企業が抱く前提に冷や水を浴びせている。「誰もが新しいAI機能を渇望している」という思い込みは正しいのか。現実には、大半の人はそこまでAIを求めていない——少なくとも、AI推進派が思い描く形では、というのが筆者の主張である。 根拠として引かれるのは、いくつかの調査だ。IBMの2026年の調査では、AIの導入率と定着率がともに低い水準にとどまる。生産性に関する研究では、メールに費やす時間が104
News・2026.07.13信頼されるサイト内AIチャットボットの5つの条件Nielsen Norman Group(NN/g)が、特定のサイトに組み込まれるAIチャットボットが備えるべき五つの品質を整理した。汎用チャットではなく、企業サイトやサービス内で顧客に応対するボットを対象に、ユーザーの信頼を得る設計要件を具体的に示している点が実務的だ。 第一の要件は「引き継ぎへの前向きさ」である。ユーザーはAIを人間のサポートと同等とは見なさない。だからこそ、有人対応を求められた際に取り次ぎを渋ってはならないと筆者は釘を刺す。「ユーザーが明示的に人間との接
News・2026.07.08ReDesigner、AI時代のデザイナーを後押しする「The Designers' Turn 2026」を始動Goodpatchが運営するデザイナー特化型のキャリア支援サービスReDesignerが、AI時代のデザイナーのキャリアと機会に向き合う新プロジェクト「The Designers' Turn 2026」を始動した。生成AIの急速な進化がデザイン業界の前提を塗り替えるなか、変化を不安ではなく転機として捉え直すことを狙いに据えた取り組みである。 背景にあるのは、制作現場の急激な変容だ。Figma MakeやClaude Designといったツールの登場により、自然言語による指示だ
News・2026.07.07「100倍デベロッパー」の逆説:AIは開発者の思考力と手仕事を蝕むのかWeb Designer Depotに掲載された論考が、AI時代の生産性をめぐる不都合な逆説を突いている。AIはかつてない速さでプロダクトを世に出すことを可能にした。しかしその裏側で、作り手の思考力そのものが静かに削られているのではないか、という問いである。 まず語られるのは、スピードと深さのトレードオフだ。今や開発者は週末だけでフルスタックのアプリを組み上げられる。だが、その足元にあるシステムへの理解は置き去りにされたままだ。生産性の指標は改善しても、実際に考える力は目減り
News・2026.07.07iOS 27ベータ、Siriの「話す速さ」と「表現力」を調整可能にAppleが、7月6日に配信したiOS 27ベータ3で、Siriの声を調整するための2つの設定を追加した。ひとつは話す速さを変える「ペース」、もうひとつは人間らしい感情の込め方を変える「表現力(expressivity)」である。生成AIを軸にSiriを再構築するAppleの取り組みが、ユーザーの手元に少しずつ姿を現し始めた。 操作の流れはシンプルだ。まず複数の異なるアクセントを持つ声のなかから好みのものを選び、続 いてスライダーでペースと表現力を微調整する。「You have
News・2026.07.03すべてのAIをチャットにするな:意図に合わせてモダリティを選ぶUI設計生成AIの機能を、なぜか何でもチャット画面に詰め込んでしまう——Smashing Magazineの記事は、こうした「会話への 視野狭窄(conversational tunnel vision)」に警鐘を鳴らす。大規模言語モデルが対話データで学習されているからといって、あらゆる機能をチャットにする必然性はない。 チャットUIには固有の負担がある。入力面では、ユーザーは曖昧な考えを正確な言葉に翻訳しなければならない。作りたい画像をうまく言語化できないデザイナーを思い浮かべればよ
News・2026.07.03Metaが対話型ミニアプリ生成アプリ「Pocket」を静かに公開Metaが「Pocket」という新しいアプリを、公式発表を伴わない形で公開した。テキストのプロンプトから対話型のミニアプリを生成し、共有できるプラットフォームである。名称こそかつての「あとで読む」アプリと同じだが、その中身はまったく別物だ。 Pocketで作れるのは「gizmo(ギズモ)」と呼ばれる小さなインタラクティブ体験である。ユーザーは自然言語のプロンプトを入力するだけで、AIがミニアプリやミニゲームを生成する。さらに、他のユーザーが作った作品を眺めるディスカバリーフィ
News・2026.07.03Google「Gemini Spark」がMacに対応:エージェント型AIがファイル操作を担うGoogleがエージェントAIアシスタント「Gemini Spark」のmacOS版を公開した。これまで対応が限られていたデスクトップ環境でも、ファイル操作を含む一連の作業をAIに委ねられるようになる。 Gemini Sparkは、24時間ユーザーを支援するエージェント型のアシスタントとして位置づけられている。macOS版では、コンピュータ上のファイルを整理・分類し、それらをGoogleドキュメントやスプレッドシートの作成に活用できる。請求書を家計管理用のワークシートに変換す
News・2026.05.01AIシフトを生き残れない10のUIパターンAIがユーザーインターフェースの在り方を根本から変えようとしている今、従来のUIパターンの多くが存在意義を問われている。UX Collectiveに掲載された本記事では、AIの進化によって淘汰される可能性が高い10のUIパターンを分析し、それぞれが不要になる理由を考察している。 取り上げられているパターンには、複雑なナビゲーションメニュー、手動の検索フィルター、段階的なフォーム入力、静的なFAQページなどが含まれる。これらはいずれも、ユーザーが自ら情報を探し、選択し、入力する
Article・2026.04.28DMMに聞く、AI時代のデザインシステムの設計と実装デザイナーがFigmaで作成したデザインデータを、エンジニアがコーディングする。Web開発の現場で当たり前に行われてきた業務ですが、DMMのデザインシステム「Turtle(タートル)」の開発チームは、AIを活用してFigmaのデザインデータを基にフロントエンド実装を行う新たなワークフローを構築しました。 AIが実装の大部分を担うAgentic Codingにおいて、デザイナーのデザイン業務はどのように変わったのか。そして、デザイナーとエンジニアのコミュニケーションや働き方はど
News・2026.04.27Googleの新しいグラデーションアイコンデザインがさらに多くのアプリに展開Googleが2025年末から段階的に導入してきた新しいグラデーションアイコンデザインが、さらに多くのアプリへと展開されている。角が丸みを帯び、ほぼパステルカラーからGoogleのプライマリカラーへと穏やかに遷移するグラデーションが特徴的なこの新デザインは、Google全体のビジュアルアイデンティティを大きく刷新するものである。 従来のGoogleアイコンは、フラットデザインの流れを汲んだ単色ベースのシンプルな構成が主流であった。しかし今回の変更では、微妙な色の変化とやわらか
News・2026.04.27AI体験をデザインするためのルールブックAIを活用したプロダクトが急速に普及する中、その体験設計には従来のUXデザインとは異なるアプローチが求められている。UX Collectiveに掲載された本記事は、AI体験をデザインするための包括的なルールブックとして、パターン・原則・ルールを体系的に整理したものである。 AIインターフェースにおいて最も重要な原則の一つは、ユーザーに対する透明性の確保である。AIがどのように判断を下し、なぜその結果を提示したのかを明示することで、ユーザーの信頼を獲得できる。ブラックボックス的
