#UXデザイン
「UXデザイン」に関連する記事一覧
News・2026.09.25AIエージェントに渡すコンテキストは3種類。NN/gが示すグローバル・ローカル・アンビエントNielsen Norman Group(NN/g)が、AIエージェントを使いこなす人々への調査から、エージェントに与えるコンテキストは3種類に整理できると提示した。グローバル・ローカル・アンビエントという役割の違いが、情報をどこに置き、どう連携させるかを決めるという考え方だ。 グローバルコンテキストは、複数のやり取りをまたいで持続し、エージェントの基本的な振る舞いを形づくる土台である。ユーザープロフィールや品質基準のテンプレート、どこまでを自動で進めどこから承認を求めるかと
News・2026.09.25「アプリを入れて」はもう要らない。Webの「クリックして開くだけ」という強さWeb Designer DepotのSimon Sterneが、「誰もあなたのアプリを欲しがっていない」という挑発的なタイトルで、ネイティブアプリのインストールを執拗に促す風潮に疑問を投げかけている。すでに機能するモバイルサイトがあるのに、なぜ多くのサービスは「アプリで開く」を迫るのか——その動機と是非を問う論考だ。 Sterneが対置するのは、Webの根本的な軽さである。「クリックして、読み込んで、終わり」。インストールも、アップデートも、権限の許可も、長期的なコミットメ
News・2026.08.31「後始末の時 代」のUX:AIが速く作りすぎる現場でデザイナーが担う役割Nielsen Norman Groupが、AI時代のUXが直面する新しい局面を「後始末の時代(The Custodial Era of UX)」と名づけた記事を公開した。AIによって設計やプロトタイプ、機能の生産は一気に速くなったが、その良し悪しを見極めるUXの評価が追いつかない。結果として、検証されないまま出荷された成果物の「後始末」をUXが引き受けることになる、という問題提起である。 記事が指摘する核心は、生産が評価よりも安くなったという逆転だ。AIを使えば午後のうちに
News・2026.03.16UXリサーチツールに潜む方法論的問題がAI時代にさらに深刻化Nielsen Norman GroupのMaria Rosalaが、UXリサーチツールに内在する方法論的な問題点を指摘し、AI機能の普及によってその影響がさらに拡大していると警告する記事を発表した。リサーチツールの設計が、研究の質そのものに悪影響を及ぼしているという問題提起である。 記事が取り上げる具体的な問題は多岐にわたる。たとえばUserTestingの「インタラクションテスト」では、成功判定に単一のURLしか設定できず、複数のページにまたがるタスクの成否を正確に判定で
News・2026.03.13Google Mapsが2009年以来最大のナビゲーションUIリデザインを発表Googleが、Google Mapsのターンバイターンナビゲーションに2009年のサービス開始以来最大のリデザインを施した「Immersive Navigation」を発表した。世界約20億人が利用するナビゲーションアプリの、10年以上ぶりの大幅刷新となる。 最大の変化は、従来の2Dマップビューが完全な3Dビューに置き換わった点である。建物、地形、車線、横断歩道、信号機、一時停止標識といった要素が立体的に表示され、ドライバーはより直感的にルートを把握できるようになった。Ge
News・2026.03.04旅行ガイドブックの老舗Lonely Planetが次世代トラベルアプリを発表旅行ガイドブックの老舗Lonely Planetが、53年の歴史で最大のデジタル変革となる次世代トラベルアプリを発表した。1970年代から世界中のバックパッカーに愛されてきた象徴的なブルーのガイドブックの知見を、モバイルプ ラットフォームへと本格的に展開するものである。 新アプリは、450人のローカルライターやエディターによって精選されたコンテンツを核としている。動的マップ、パーソナライズされた旅程作成機能、AIアシスタントを搭載し、ミレニアル世代やZ世代の旅行者が自信を持って
News・2026.02.24MIT研究者がニューヨーク市の歩行者移動パターンを史上初めてマッピングMIT研究者チームが、ニューヨーク市全域における歩行者の移動パターンを包括的にマッピングした初の都市規模歩行者交通モデルを構築した。都市研究・計画学部のAndres Sevtsuk准教授が率いるこの研究は、学術誌『Nature Cities』に掲載されており、米国の都市で歩行者交通がこの規模で可視化されたのは史上初めてのことである。 ニューヨーク市では全移動の41%が徒歩で行われており、自動車の28%を上回る。市の気候行動計画「80X50」では、2050年までに全移動の80%
News・2026.02.20ニューロダイバーシティ向けSNS「Synchrony」が目指すインクルーシブなデザインニューロダイバーシティ(神経多様性)を持つ成人向けに設計された新しいSNS「Synchrony」が2月19日にローンチした。AIと適切なセーフガードを組み合わせることで、社会的孤立を減らし、オンラインでの交流に伴う圧倒的な刺激を軽減することを目指している。 Synchronyの設計思想は、既存のSNSが抱える問題を根本から見直すところにある。従来のプラットフォームはすべてのユーザーに同じインターフェースを提供するが、ADHDや自閉スペクトラム症などの特性を持つ人々にとって、情
News・2026.02.19AppleのLiquid Designはいかにして失敗し、大規模リセットを迫られたかWeb Designer Depotが、AppleのiOS 26で導入された「Liquid Glass」デザインシステムの失敗を分析する記事を公開した。美的感覚への執着がユーザビリティを犠牲にした結果、数十億ドル規模の失策となったと指摘している。 Liquid Glassは、半透明のガラス風エフェクトをUI全体に適用するデザイン言語として導入された。視覚的な統一感と先進性を追求したこのアプローチは、発表当初こそ注目を集めたものの、実際のユーザー体験において深刻な問題を引き起こ
News・2026.02.19AI時代におけるベストプラクティスの問題UX Collectiveが、AI時代においてデザインのベストプラクティスに頼ることの危険性を指摘する記事を公開した。AIがデザインパターンやフレームワークを人間以上に正確に実行できるようになった今、クリティカルシンキングこそが唯一の差別化要因であると主張している。 従来、ベストプラクティスはデザイナーにとって信頼できる指針であった。ヒューリスティック評価、ダブルダイヤモンドモデル、ニールセンのユーザビリティ原則といったフレームワークは、一貫した品質を保証する手段として広く活
News・2026.02.19ストリークシステムのデザイン:UXと心理学の視点からSmashing Magazineが、ストリーク(連続記録)システムのUXデザインと心理学的メカニズムを包括的に解説する記事を公開した。Duolingo、Apple Fitness、GitHubなど多くのプロダクトが採用するこの仕組みの設計原則を掘り下げている。 ストリークが強力に機能する背景には、損失回避(Loss Aversion)の心理がある。何かを失う痛みは、同等のものを得る喜びの約2倍の強度を持つとされ、ユーザーは積み上げた記録を守ろうとする 動機で行動を継続する。ま
News・2026.02.17Metalab:シリコンバレー最大の秘密兵器と呼ばれるデザインスタジオの内側Slack、Google、Uber、Nike、Midjourney、Headspace。これらの名だたるプロダクトのデザインを手がけた一つのスタジオがある。カナダ・ブリティッシュコロンビア州に本拠を置くMetalabである。 2006年にAndrew Wilkinsonによって設立されたMetalabは、20年間で475以上のプロダクトを手がけ、そのうち24社がユニコーン企業に成長した。全世界で約22億人のユーザーに届くプロダクトを生み出してきた実績を持つ。 Metalabの
News・2026.02.17ナチュラルデザイン、業界のバイブシフト、Jony Ive、ボタンの復権デザイン業界で「バイブシフト」と呼ばれる大きな潮流の転換が起きている。UX Collectiveの週刊ダイジェストでは、この変化を「ナチュラルデザイン」の台頭として捉え、複数の視点から分析している。 その中心にあるのが、Jony Iveの存在である。AppleのデザインDNAを築いた彼の思想は、ミニマリズムの極致としてテック業界全体に浸透した。しかし今、業界はその反動として「触れられるもの」「物理的な手応え」への回帰を模索している。デジタルインターフェースにおけるボタンの復権
News・2026.02.16インクルーシブAIの盲点:知能と包摂性は同じペースで進化しないUX Collectiveに掲載された記事「The blind spots of inclusive AI」は、AIがアクセシビリティの障壁を下げている一方で、知能の向上と包摂性の進化が同じペースで進んでいない現実を指摘している。 AIは音声認識、自動字幕生成、スクリーンリーダーの改善など、多くのユーザーにとって実質的な障壁を低下させてきた。しかし、これらの恩恵は均等に分配されているわけではない。学習データの偏りは特定の言語、アクセント、文化的背景を持つユーザーを疎外し、AI
News・2026.02.16メンタルヘルスアプリの共感型UXフレームワーク:信頼を基盤とした設計手法Smashing Magazineに掲載された記事「Building Digital Trust」は、メンタルヘルスアプリにおける共感型UXフレームワークを3つの柱で体系化している。メンタルヘルスという繊細な領域では、従来のエンゲージメント指標ではなく、信頼こそが設計の基盤であるべきだと主張している。 第一の柱は「支援的な対話としてのオンボーディング」である。機能チェックリストではなく、「こう感じるのは当然です」といった共感的な言葉遣いでユーザーの感情を受け止め、最小限の情報
News・2026.02.16AI時代にUXコンサルタントが求められる本当の価値Nielsen Norman Groupが発表した記事「What UX Consulting Clients Expect in the Age of AI」は、AI時代においてもUXコンサルタントに対するクライアントの期待は本質的に変わっていないことを明らかにしている。クライアントが求めているのは、AIツールの華やかなデモンストレーションではなく、問題解決の経験と判断力を持つ専門家である。 記事では5つの核心的な期待が示されている。第一に、AIツールの操作スキルよりも「どの
News・2026.02.13エージェント型AIのUXデザインパターン:信頼性と制御性を両立する設計手法Smashing Magazineに掲載された記事「Designing Agentic AI: Practical UX Patterns」は、エージェント型AIにおけるUXデザインの実践的なパターンを体系的に整理したものである。AIエージェントがユーザーに代わって自律的にタスクを実行する場面が増えるな か、信頼性と制御性を両立するインターフェース設計の重要性が高まっている。 記事では6つの核心的なデザインパターンが提唱されている。AIが行動する前にその意図をユーザーに提示する
News・2026.02.13デザインリーダーのAI活用はモックアップ以外の80%にあるUX Collectiveに掲載された記事「The 80% Job」は、 デザインリーダーがAIを活用すべき領域は、モックアップ作成ではなく、業務の80%を占めるそれ以外の仕事にあると主張している。多くのAI活用の議論がビジュアルデザインの自動化に集中するなか、リーダーシップの本質に焦点を当てた視点が注目を集めている。 デザインリーダーの日常業務は、チームマネジメント、ステークホルダーとの調整、ロードマップの策定、デザインレビュー、ドキュメント作成など多岐にわたる。これらの業務

