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「より良い未来をつくる」というテーマのもと、デザイナーが日々の業務や生活、自身のキャリアに組み込むことができるような多彩な視点を発信しています。
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- 単純接触効果とは? 好意が高まる要因や注意点、事例紹介単純接触効果とは? 単純接触効果とは、1968年にアメリカの社会心理学者であるロバート・ザイアンスが提唱した、「同じものに対して単純に何度もくり返し接触を重ねることでその対象に対する好意的な態度が形成される現象」のことです。彼の名前にちなんだ「ザイアンス効果」という名称で目や耳にしたことがある方もいるかもしれません。単純接触効果は、これまで心理学の領域で多くの研究が蓄積されてきました。認知心理学を専門とする北九州市立大学の松田 憲教授によれば、その定義は以下のとおりです。 #
- ブランディングとは?目的や戦略、ブランド構築の5ステップについて解説ブランディングとは?世界観を作ることで価値を生み出す。 ブランディングは、近年ラグジュアリービジネスのみならず、さまざまなビジネスにおいて重要な戦略となっています。この記事では、ブランディングの基本的な概念やプロセスをはじめ、Webサイトやモバイルアプリなどのデジタルデザインにおけるブランドデザインの考え方について紹介します。 ### ブランドとは?消費者が特定の企業やサービスから連想するイメージ ブランドとは、消費者が特定の企業やサービスから連想するイメージのことです。企業
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- BEB5軽井沢をデザイナーのワーケーションにおすすめしたい!リモートワークが定着してきて、直接顔を合わせなくても仕事を進めやすくなってきましたね。毎日家で仕事をしていると少し環境を変えてリフレッシュしたい気持ちにもなります。今話題の「ワーケーション」をしてみたいと思いつつも、ちゃんと仕事進められるかなとか、何泊もしたら結構高くなりそうとか、色々考えてしまってなかなか行動に移しにくいものです。そして、せっかく行くならおしゃれなところが良いし、気軽に行けるところであればリピートもしやすいですよね。今回は、そんなデザイナーの皆さんに、ぜひお
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- 現状維持バイアスとは?ほかにもある認知バイアス、活用アドバイスイノベーションを妨げる現状維持バイアスとは? 現状維持バイアス(Status quo bias)とは、アメリカの経済学者リチャード・ゼックハウザーとウィリアム・サミュエルソンが提唱した理論で、未知のものや変化を受け入れずに、現状の安定した状態を「損失」するリスクを回避しようという心理が働くことです。 私たちが社会の中で適応していくためには、さまざまな場面でその場に適した意思決定を行い、それにもとづく行動を選択していくことが大切になります。しかしときには合理的な意思決定とは異な