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Getty×Shutterstock:37億ドルの統合、英規制当局の条件で破談Getty ImagesがShutterstockとの経営統合を撤回する方針を明らかにした。両社は約37億ドル規模の合併で合意していたが、英国の規制当局が課した条件が障壁となり、統合は白紙に戻る見通しとなっている。 発端となったのは、英国の競争当局による審査である。当局はShutterstockが手がける報道・編集用(editorial)素材事業の一部を、統合の対象から切り離すことを求める条件を提示した。Gettyはこの条件について「受け入れる義務はない」との立場を取り、火曜
コンバージョンを破壊する人気デザイントレンドデザインの世界では新たなトレンドが次々と登場するが、見た目の美しさやモダンさがそのままユーザー体験の向上につながるとは限らない。UX Collectiveの記事は、人気のあるデザイントレンドの中に、実はコンバージョン率を著しく低下させるものが存在することを指摘している。 特に問題視されているのが、極端なミニマリズムの適用である。余白を大胆に取り、テキスト量を最小限に抑えたレイアウトは視覚的にはエレガントだが、ユーザーが意思決定に必要な情報を得られなくなるケースが多い。結果とし
Figmaがデザインシステムの負債を全員の問題にしたデザインシステムの整備は、長らくプロダクトロードマップの優先度争いで静かに敗北し続けてきた。コンポーネントの負債は蓄積され、トークンの不整合は放置され、それでもプロダクトは出荷されていた。問題を肌で感じていたのは、デザインシステムを維持する少数のメンバーだけであった。 Config 2026でFigmaが発表した一連の新機能が、その構図を根本から変えようとしている。とりわけ注目すべきは「Check designs」機能である。これはファイル全体をデザインシステムと照合し、ハー
クリエイティブ業界の現状2026:報酬・燃え尽き症候群・AIに関する調査結果Creative Boomが882名のクリエイティブ専門家を対象に実施した大規模調査「The State of the Creative Industry 2026」の結果が公開された。報酬、燃え尽き症候群、AIの活用状況など、業界全体が抱える構造的な課題が浮き彫りとなっている。 調査によると、過去1年間で燃え尽き症候群を経験したクリエイターは69%に達した。特にキャリア中期の専門家では77%、キャリア初期でも74%と高い割合を示している。一方、創業者やスタジオリーダーは59
ハイパートークンとは何か?トークンとコンポーネントの間に位置するAIエージェント時代の新レイヤーデザインシステムにおいて、デザイントークンとコンポーネントの間には長らく埋められていないギャップが存在していた。トークンは色やスペーシングといった原始的な値を定義し、コンポーネントはそれらを組み合わせたUIの構成単位である。しかし、その中間層には明確な概念が欠けており、デザイナーとエンジニアの間で暗黙的な知識として扱われてきた。この問題に対する新たな提案が「ハイパートークン」という概念である。 ハイパートークンは、トークンの組 み合わせパターンやコンテキスト依存のスタイリングル
T型UXプロフェッショナルからポリマス・アーキテクトへの進化UXデザインの世界で長年親しまれてきた「T型人材」モデルが、転換期を迎えている。UX Collectiveの記事は、AIが実行タスクをますます担うようになる中で、UXプロフェッショナルに求められるスキルセットが根本的に変化しつつあると指摘する。従来の「一つの専門性を深く、周辺領域を広く浅く」というT型モデルでは、もはや十分ではないのである。 代わりに台頭しつつあるのが「ポリマス・アーキテクト」という新たな人材像である。ポリマスとは博学者を意味し、複数の分野において深い知見を持
NYCの魅力的なワールドカップキャンペーンを手がけたデザイナー2026年FIFAワールドカップの開催都市の一つであるニューヨーク市が、独自のキャンペーンブランディングを発表した。このプロジェクトを手がけたのは、デザイナー兼イラストレーターのArsh Raziuddinである。市長Zohran Mamdaniのシティホールと連携し、地域の視覚文化に根差したキャンペーンアイデンティティを構築した。 Raziuddinのデザインアプローチは、単なる観光的なイメージを超えることを目指している。当初のデザイン案はどれも「ニューヨークらしさ」が欠け
AIが生んだ4つのデザイン職種「AIデザイン」という言葉は一括りに使われがちであるが、実際にはすでに4つの異なる職種へと分岐している。NNGroupの調査によれば、AIがデザイン領域に生み出した仕事は、それぞれ求められるスキルセットや専門性が大きく異なるものである。 1つ目は「AIを使ってデザ インする」仕事である。AIツールを活用してアイデア生成やプロトタイピング、コピーライティングを効率化するアプローチであり、現時点で最も多くのデザイナーが携わっている領域である。既存のデザインプロセスにAIを道具として
fonts.xyz:デザイナー向けフォント探索ツールfonts.xyzは、デザイナーのためのフォント探索ツールである。膨大な書体コレクションの中から目的のフォントを直感的に見つけ出すことができ、タイポグラフィ選定の効率を大幅に向上させる。従来のフォント管理ツールとは一線を画す、探索と発見に重点を置 いたアプローチが特徴的である。 このツールの最大の強みは、フォントの閲覧・比較・発見という3つの機能を一つのインターフェースに統合している点にある。デザイナーはプロジェクトに最適な書体を探す際、複数のフォントを並べて比較しながら検討す
Apple WWDC 2026:7つの主要発表まとめAppleはWWDC 2026の基調講演において、AIとデザインの両面で大きな進化を遂げた7つの主要発表を行った。今年のWWDCは、Appleが独自の基盤モデルを本格的に活用し始めたことを示す重要な転換点となっている。プラットフォーム全体にわたる包 括的なアップデートが発表された。 最大の注目はSiriの大規模な刷新である。Apple独自の基盤モデルによって駆動される新しいSiriは、文脈理解と自然な対話能力が飛躍的に向上した。単なる音声アシスタントの枠を超え、ユーザーの意図を
AppleがAIでSafariの拡張機能問題を解決へAppleは、SafariにAIを活用した新機能を導入し、長年の課題であった拡張機能の不足問題に正面から取り組む姿勢を示した。ユーザーが自然言語で欲しい機能を説明するだけで、Safariが独自の拡張機能を自動生成するという画期的なアプローチである。従来の拡張機能開発に必要だった技術的ハードルを一気に取り払う試みといえる。 デモでは「ウェブ上の料理レシピを保存・追跡する」といった説明文を入力するだけで、対応する拡張機能がその場で生成される様子が披露された。いわゆる「バイブコーデ
Apple、2026年Apple Design Awardsの受賞者を発表AppleはWWDC 2026の開幕を前に、2026年Apple Design Awardsの受賞者を発表した。今年は6つのカテゴリにおいて、合計12のアプリとゲームが選出されている。世界中から集まった36のファイナリストの中から、デザインの卓越性を示す作品が 受賞の栄誉を手にした。 「Delight and Fun」部門では、アプリのGrugとゲームのIs This Seat Taken?が受賞した。「Innovation」部門ではNBA: Live Games and Sc
UXヒエラルキーの再定義——2026年、ユーザーはページをどう読んでいるのか長年にわたりWebデザインの基本原則とされてきた「Fパターン」——ユーザーがページ上部を水平に読み、次第に左寄りに視線が流れるという行動モデル——が、2026年の現在、もはや通用しなくなりつつある。Web Designer Depotの記事は、AIオーバーレイや視線追従型インターフェースの普及により、ユーザーのページスキャン行動が根本的に変化していると指摘している。 従来のビジュアルヒエラルキーは、固定的なレイアウトの中で情報の優先順位を視覚的に示すものであった。しかし現在で
pdf.to.design:PDFからFigmaデザインへ、完全編集可能な変換ツールデザインワークフローにおいて、PDFファイルの取り扱いは長年の課題であった。クライアントから共有されるブランドガイドラインや印刷物のデザインデータがPDF形式であることは珍しくないが、それをFigma上で編集可能な形に再構築するには、手作業での再現が必要とされてきた。div RIOTS社が開発したFigmaプラグイン「pdf.to.design」は、この問題に対する実用的な解決策を提供している。 pdf.to.designは、任意のPDFファイルをFigmaに直接インポートし
Google I/O 2026でAIデザインツール市場への本格参入を宣言Googleが年次 開発者会議「Google I/O 2026」において、AIを活用したデザインツール群を発表し、急速に拡大するAIデザインツール市場への本格参入を宣言した。同社はこれらのツールを教師や中小企業オーナーを含むあらゆるユーザーが利用できるよう設計したと述べており、専門的なデザインスキルを持たない層への普及を強く意識した戦略を打ち出している。 今回発表されたツール群は、Googleの大規模言語モデルとマルチモーダルAI技術を基盤としており、テキストプロンプトからのビ
